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オンライン講座 - 初めての介護(8)

介護ストレス
 お年寄りの介護をされる方は、介護の作業や火事をしている時間が長く、またその処理の仕事も同じようなことの繰り返しが多くなります。これらの条件が日々、反復していますと精神的な負担になりやすいものです。
 ヘルパーの方、介助者の心の状態はその毎日の作業の量や質、即ち介護の内容にも大きく影響があるものです。介護されるお年寄りにも日々、大変だと思いますが、介護者の方々の自分自身の環境への対応力、その環境にたえる努力、毎日の生活も、より大事にすることが肝心で 自分自身のリフレッシュする技術を知ることが大切なときです。
 今回、2回それらのことについて、色々とご紹介します。その後、介護ストレスの解消の方法を知って、その一般の経過や事情も知ってもらって、自分自身にあった方法を見出していただきたいものです。
 図(1)、(2)をご参照に

図(1)  「介護者の声」
「介護を始めて失ったものは時間。本当はもっとやりたいことがたくさんあるけれど、美容院にもめったに行けません」
  (50代女性・寝たきり状態の義理の母を介護)
「週に3日はデイサービスに行っています。残りの4日は私がお昼までお世話を担当。お風呂に入れて、次の日の用意をして、食事を作って、というスケジュール。お昼からは自分のことができるので、それほど負担にはなっていません」
  (40代女性・歩くことのできる義理の父を介護)
「友達からのアドバイスで、コンサートに行ったり、積極的に自分の時間を作るようにしています。それまでは『しっかり介護してあげよう』『でもやっぱりイヤ』という気持ちが入り乱れて鬱々としていました。今は、コンサートの日を指折り数えて、毎日を過ごしています」
  (50代女性・寝たきり状態の義理の母を介護)
「介護を始めたばかりのころは、誰かに手伝ってもらわないと自分が先に倒れてしまう、と思っていました。ただ、いっしょに住んでいるわけではないので、自分の時間があることが救い。楽天家なので、それほどストレスは感じていないですね」
  (40代女性・寝たきり状態の義理の父を介護)
「赤ちゃんの世話より、お年寄りのお世話のほうが大変だと思います。これ以上良くなることはないので希望が持てないし、気分も体も重く感じます」
  (40代女性・寝たきり状態の実の母を介護)
「誰かに介護を代わってもらえるなら、旅行に行ってゆっくりしたい。でも、安心してお願いできる人がいません」
  (60代男性・歩くことのできる実の父を介護)
「介護のために自分の時間がなくなったとは思っていない。年に1回はショートステイに預けて海外旅行に行っている」
  (40代女性・歩くことのできる実の父を介護)

図(2) 「介護者の悩み」
ストレスや精神的負担が大きかった 52.7%
十分睡眠が取れなかった 45.7%
家を留守にできなかった 41.8%
自分の時間が持てなかった 40.3%
食事や排せつ、入浴などの介護の負担が大きかった 37.3%
症状の変化に対応できず、不安だった 21.6%
仕事にでられなかった 17.3%
介護に対する経済的負担が大きかった 14.8%
介護の手助けをしてくれる者がいなかった 14.4%
適切な介護の仕方が分からなかった 11.9%
持病の治療ができなかった 9.9%
相談する者がいなかった 5.1%
介護する部屋がなかった 2.2%
その他 7.8%
特に困ったことはなかった 19.6%

 図(1)"介護者の声”にもありますように、日々の介護作業も、各家庭の介護の様子がよく分かります。訪問看護を職業とされているヘルパーの方々の気遣いや負担は大きいものです。
 そして図(2)の"介護者の悩み”を御覧下さい。その率の多い項目の順から見ますと、ストレスや精神的負担、ゆっくり就寝しておれない、自分の時間が少ない、介護の負担が大きい等、その家族の方々の負担の大きさ、また、ヘルパーの方々の負担の大きさがよく理解できる"図”だと思います。

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