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ホームヘルプの利用

ホームヘルプには「家事援助型」と「身体介護型」の2通りがあり、この「身体介護型」のニーズが高まるにつれ、ホームヘルプも従来の勤務時間内では、対応しきれなくなってきました。より良い介護や介助は1日に複数回数が必要となってきます。人は誰でも、1日に数回のトイレ、何度かの水分補給をし、三度の食事をします。着替えは起床時、就寝時の2回は必要となります。
 午前9時から夕方5時までという従来のヘルパーの勤務時間内にこれらのサービスを済ますことはできません。そこで次のような「型」ができてきました。


「巡回型」サービス
これらの二つの「型」に対して「巡回型」は、お年寄りや家族が必要な時間に、早朝、深夜を含めて365日、1日数回、5〜30分単位でヘルパーを派遣させるものです。主に身体介護がサービスの中心になっています。
・この巡回型サービスの発想

 高齢者の数は、年々増加しています。施設をいくつ建てても限界があります。そこで「街中を老人ホームにしてしまおう。」というのが「巡回型」サービスの発想といえます。施設でも寮母が一人のお年寄りに接するのは、起床と就寝時、3度の食事時、オムツ支援5〜6回、合わせても1日10回程度です。
 「巡回型」サービスで、1日7回程度ヘルパーがお年寄りを訪問することができれば、施設に近いサービスを在宅でも提供できると思います。ただし、ヘルパーの滞在時間は5〜30分程度です。


「巡回型」サービスの4つの効果(1日に何回も訪問できるので…。)
「巡回型」サービスには、次のような効果があります。
1.
1日数回のオムツ支援が可能なので、お年寄りにとって清潔です。
2.
清潔になったうえ、生活のリズムができ、お年寄りに自立心が生まれる。
3.
介護者の共倒れが防げる。
4.
自宅での生活を希望するお年寄りが、無理に入院しなくてもすむ。
 しかし、この「巡回型」サービスは、全国200ヶ所弱ある市町村のほとんどは、先に紹介した「家事援助型」と「身体介護型」で、この「巡回型」サービスが採用されているケースは多くありません。現在は『宮城県』で採用、実施されています。詳しくは次回に報告します。

 様々なサービスを組み合わせて、ホームサービスを基本に色々なサービスを組み合わせていくと、お年寄りの生活も充実し、手間も大変省けます。「巡回型」サービスのない地域は多いのですが、その近くのボランティアグループの協力により、週1〜2回の買い物の手伝いや配食へのサービスの交渉や、デイサービスの利用を考える時の色々な組み合わせや、その協力先を調査することも大事です。かなり手間のかかる方がおられる家族の方でも、自宅の生活にも希望のもてる日々を送ることも可能です。

 

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