オンライン講座 - 初めての介護(1)

1.突然にはじまる家庭(身内)での介護について
 日本はますます高齢化が進んでいます。2001年の統計では、日本の平均寿命は女性は平均84才、 男性は78才になります。どちらも世界一位です。
平均寿命というのは、日本人のほとんどの方々がこの年令になると亡くなるということではなく、この年令以上まで生きるということです。

 更に重要なことは、寿命の曲線が上昇し、頭打ちの傾向が見られないことです。

2.日々の介護について
 お年寄りや高齢化そのものをマイナス・イメージと受け止める必要は少しもありません。
 活動的で元気な年長者の方々は仕事や趣味・スポーツに参加される機会も多くありますし、安心して生活できる環境で過ごしておられます。
 しかし、年長者には予期もしないことが突然にやってくるものです。その一つが脳卒中などの発作です。現在、以前よりは脳卒中の発作時の生存率は高くなり、多くの方々は手術をして一命をとりとめるようですが、半身麻痺などの症状は残ることが多いものです。家族の方々には喜びと安堵、そして翌日からの介護の長い長い苦労の日々が始まります。
 御本人は後遺症のショックも大きいものですし、家族との障害の症状についての相互理解がとれにくいことも多く、対応策が十分たてられません。
 よって、介護にはご家族の協力が不可欠となります。しかし、家族の方々は不慣れな中、自分自身の生活なり仕事を持ちながら、手分けをして介護をするのです。その分、各自の体力や精神的な負担が加わることになります。
 これらの事から、介護には次のような準備や心構えが必要となります。
  1. 退院後は、リハビリテーションのことなどで、医師・看護士の訪問があります。
  2. 介護保険の知識や介護上の必要な器具の入手の仕方を知っておいたり、住まいの一部を改造ということも計画する必要があります。
次回から簡単にそれらのことをご紹介します。
家庭で介護する時の問題点 厚生省「保険福祉動向調査」1990年
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